AWS SDK for Node.jsが知らない間に機能ふえてた件
aws-sdk-jsがpre5に
以前の記事で、AWS SDK for Node.jsの紹介記事がありました。 このときはまだpre1のときで、サポートしているサービスは、
- S3
- EC2
- DynamoDB
- SimpleWorkflow
だったとおもいます。 直近のプロジェクトで、Amazon SNSやSQSを使用する機会があったのですが、aws-sdk-jsが対応していなかったので、 node-awssumを使用したりしてました。
数日前、node-sdk-jsのサイトを確認したら、pre5にアップデートされており、対応するサービスも増えてました。 ここの下のほうにサポートしている サービスが載っていますが、SNSやSQSも追加されてますし、ElasticTranscoderやRedshiftといった新しめのサービスもサポートされています。 今回はAmazon SNSの動作を確認してみましょう。 ※AWSアカウントは適当なものがあると仮定
環境構築方法
今回使用した動作環境は以下のとおりです。
- OS : MacOS X 10.7.4
- Node.js : v0.8.15
- npm : 1.1.66
適当なディレクトリを作成し、そこでnpmを使用して必要なモジュールをインストールします。
% mkdir aws-node % cd aws-node % npm install aws-sdk
試しにAmazon SNSを使ってみる
AWSコンソールからテスト用データ登録
まずはテスト用のTopicを登録します。 Amazon SNSのAWS ConsoleからCreate New Topicボタンを押し、テスト用Topicを作成します。 そこで発行されたTopic ARNを覚えておきましょう。 次に登録したTopicを選択し、Create New Subscriptionボタンを押して、なんでもいいのでSubscription情報を登録します。 これらの情報は、この後のサンプルで情報を表示するだけなのでなんでもかまいません。また、確認が終わったら削除してしまいましょう。
aws-sdkを使ってSNS情報表示
まず、先ほど作成したディレクトリにconfigディレクトリを作成し、その中にaws.jsonという名前でAWSアカウント情報を記述します。
{ "accessKeyId":"アクセスキー", "secretAccessKey":"シークレットキー", "region":"リージョン名" }
そしてaws-test.jsという名前で下記ファイルを作成します。 先ほど登録したTopicとSubscriptionを取得し、コンソールに表示しています。
var arn = "先ほど登録したTopicのarn"; var AWS = require('aws-sdk'); AWS.config.loadFromPath('./config/aws.json'); var sns = new AWS.SNS(); sns.client.getTopicAttributes({'TopicArn':arn}, function (err, data) { console.log("topic:"); console.log(data); }) sns.client.listSubscriptionsByTopic({'TopicArn':arn}, function (err, data) { console.log("Subscriptions:"); console.log(data); });
使い方は他のサービスといっしょですね。 実行してみると、さっき登録したAmazon SNS情報が取得できました。 もちろん、subscribeやpublishのためのAPIも用意されています。
% node aws-test.js
まとめ
aws-sdk-jsはまだpreview版で、サポートされていないサービスもありますが、どんどんサポートする機能がふえてますね。 現状でも十分使用できる段階にあると思います。